包茎ペニスが臭いのは本当か?
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包茎とペニスの臭い
包茎が女性から嫌われる理由の一つがペニスの臭いです。
射精行為を覚えた男性であれば、溜まった恥垢の臭いを嗅いだ事があるでしょう。
その匂いを例えると、よく発酵されたチーズに近いと言われます。
包茎の人は恥垢が溜まりやすい為、ペニスの匂いも強くなりがちです。
そもそも恥垢とは
恥垢は「ちこう」と読み、俗に「チンカス」と表現される事で浸透しています。
亀頭周辺またはカリを中心に灰白色・薄黄色に付着するもので、湿っけがあり、粉を押し固めたようになります。
恥垢がどのような形状で固まるかは体質や遺伝による要素が強く、耳垢が粉状の人と粘土状の人で分かれるのと似ています。
中学生くらいまでは、恥垢の事を自慰行為をした時のティッシュやトイレットペーパーがこびり付いた物だと勘違いする人もいますが、これらは体内から分泌された人間の垢になります。
その主成分は精液のカスです。
中には精子が固まってできた物だと思っている人もいますが、その考えは半分が不正解です。
恥垢は精子のカスの他、尿のカスや尿道球腺液やバルトリン腺などの分泌物なども含まれる事があります。
簡単に言えば、恥垢は射精をしなくても出る物で、おしっこやカウパー、汗なども原因になっています。
射精後に入浴やシャワーで綺麗に洗い流せば恥垢が溜まらないと思っている方も多いですが、実際にはその他の要因もあるので、下着の中で汗をかいたり、おしっこのキレが悪かったり、勃起してカウパー(分泌液)が出たりすれば1日でも恥垢は溜まってしまうものです。
そのため、仮性包茎の人でも性行為を行う直前には必ずペニスを洗うなど気を使うようにしましょう。
前日に洗っておいたから平気だろうと思っていると、性行為を行う女性に嫌な思いをさせてしまい「ペニスが臭い人」「不潔な人」とレッテルを貼られてしまいます。
恥垢対策の3つの手段
- その1 包茎を治す
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効果:★★★★★
恥垢によるニオイ対策で最も効果的なのは、包茎そのものを改善することです。
包茎は包皮の中で菌が繁殖しやすい状態なので、いくら綺麗に洗っても次の日には恥垢が溜まってきます。
包茎を治さずして、恥垢やニオイの悩みを解消するのは難しいのが実情です。「ペニスにメスを入れる」ことによる恐怖心から、包茎治療を避けている方も多いかもしれませんが、国内では年間10万人以上の男性が何らかの形で包茎を治療していると考えられています。
包茎治療の大手として有名なABCクリニックでは、全国各地のクリニックで無料カウンセリングを実施しています。
ニオイに悩んでいる方は一度真剣に治療を検討してみてはいかがでしょうか。
- その2 通気性の高い下着を選ぶ
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効果:★★★☆☆
ニオイ対策の2つ目は、通気性の高い下着を選ぶ事です。
下着の中が蒸れることにより空気が停滞した高湿度空間となり、細菌の繁殖しやすくなってしまいます。通気性の高い下着としては誰もが知るユニクロの「AIRism」というシリーズが機能性・コスパの点からも優れています。
特に気温の上がる夏場には最適なニオイ予防グッズと言えます。
- その3 体臭予防クリーム
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効果:★☆☆☆☆
3つ目のニオイ対策は、体臭予防用クリームの使用です。
実はペニスのニオイは脇や足が臭うのと同じメカニズムで、繁殖した菌が要因となっています。体臭予防クリームで有名なODORBANは本来加齢臭や汗のニオイ対策が目的ですが、下半身のケアにも効果を発揮します。 ※公式サイトでも股間への使用を推奨しています。
ただし、溜まった恥垢を綺麗に洗ってからの使用が前提となりますので、仮性以外の包茎の方は使用をお控えください。
※ODORBANのホームページは閉鎖されました。
包茎じゃなければ恥垢は出ない?
包茎じゃない場合でも、恥垢はカリ周辺を中心に溜まります。
しかし包茎の人と比較すれば、恥垢が溜まる量は少なく衛生的と言えます。
恥垢はあくまでも「アカ」ですので、体内から直接分泌された物だけではなくて、菌を含めて増殖する性質を持っています。
包茎の場合は包皮が亀頭に被さって密閉された空間が生まれますので、恥垢が溜まりやすい状態になってしまいます。
包茎じゃない人は毎日の入浴やシャワーで洗い流す必要はありますが、1日程度で恥垢が溜まってしまうことはないでしょう。
また、仮に恥垢が溜まってしまっても、湿った発酵しやすい環境ではないので、臭い匂いが出にくい傾向があります。
包茎と匂いとの関係
ご説明してきた通り、包茎のペニスが臭う原因は恥垢です。
包茎だと恥垢が溜まりやすいだけではなく、蒸れることでよりニオイが発生しやすい環境になってしまいます。
性行為前には、ペニスを綺麗に洗い流すことを意識しましょう。
また、稀にですが無条件に「包茎=臭いペニス」というイメージを持っている方もいます。
目に見える恥垢がほとんどない状態であっても、包茎である事を理由に、固定概念から些細な匂いで臭いと思われてしまうケースもあります。
包茎は衛生面だけではなく、性行為の際のデメリットも大きいです。
近くのクリニックへ相談しよう!
恥垢は誰しもが発生する生理的なものなので、抑えることはできません。
日々の洗浄やケアが必要不可欠になりますが、包茎により亀頭の露出が困難な場合は根本から解決する必要があります。
皮を剥くことができない包茎であれば、自己流の解決は不可能です。
早めに専門クリニックへ相談し、適切な処置を受けることをおすすめします。