ED外科手術にフォーカスした治療方法&費用相場

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専門クリニックでも原因特定が難しいED

EDの原因は多岐に渡り、身体的な要因、心因的な要因、生活習慣病や加齢によるものなどがあるので、専門クリニックを受診して原因を明確にしたうえで治療を行いましょう。

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なんだかペニスが不調だ…と感じたら

年齢的には問題ないのにペニスが勃起しない、もしくは勃起が難いのがEDです。
日本人の4人に1人が何かしらのEDを患っていると言われており、その深刻さは先進国の中でもトップクラスです。
EDの主な原因であるストレスが、日本人男性の身体を蝕んでいるのかもしれません。

EDには心因的な原因と身体的な原因の両側面があります。
心因的な原因は、過度なストレスや、性行為に対するトラウマなどが考えられます。
こうした心因的なEDは、投薬治療やパートナーとゆっくり治療していくのが最善となっています。

ですが、身体的なEDは外科手術が必要になるケースが多いです。
どのような治療が有効なのか、EDの治療について紹介したいと思います。

EDに悩み立ちすくむ男性

ED治療の外科手術

まずは投薬によるED治療を試すのが一般的ですが、それで効果が得られない場合は外科手術が必要です。
EDの外科的な要因には血管の問題があります。
勃起を阻害する血管の問題でEDが発祥しているのなら、これを血管性EDと呼びます。
この血管性EDを治療するには、陰茎の海綿体へ血液が流れ込まないのか、それともすぐに出てしまうのかを調べます。

動脈性EDは、流れ込む血液の量が不十分で勃起できない症状となります。
逆に、静脈性EDは流れ込んだ血液を海綿体に溜め込んでおけない閉鎖機構の問題となるのです。

こうした動脈性EDの治療には、血管の通り道を作るバイパス手術やカテーテルを血管に通すなどの治療を行います。
静脈性であれば流出する血液を少しでも減らすために、陰茎背静脈切除などが有効になります。
EDには様々な問題が絡んでいるので、専門のクリニックで原因を究明することから始めましょう。
最近では投薬治療も発展が期待されており、状況によっては外科手術以外の治療方法が見つかることもあります。

EDの原因は多岐に渡る

手術すればEDが治ると思っている人が居ますが、実はそうでもないのです。
そもそもEDの原因は非常に多岐に渡り、専門家でも原因を特定するのは困難です。

冒頭で述べたように身体的な原因でEDになるケースもあれば、心因的な要素が問題で勃起しないこともあり得ます。
他にも、生活習慣病になどによる動脈硬化が深刻な影響を与えている場合もあるのです。
また、血管内にコレステロールや中性脂肪が溜まると血管が狭くなり勃起しにくくなります。
糖尿病もEDになる一因になるので覚えておきましょう。

心因的な要素には、ストレス不安緊張などが挙げられます。
自慰行為では勃起するのに、性行為では勃起しなくなってしまうのは心因的な要素が強いでしょう。

また、男性の年齢によっては加齢による勃起障害もあります。
50代以降になると性欲が減退する上に、血流も悪くなってしまいます。
そうなると自然と勃起力が下がり、硬さを維持できなくなるのです。

何が原因でEDになっているかは簡単に分かりません。
だからこそ専門のクリニックを診察して状況を正確に把握することが大切なのです。

ED治療の費用

血管性EDの治療費用は非常に高額で、30万から50万程度の金額が求められます。
バイパス手術やカテーテル手術は難易度が高く、複雑な手術になるので当然の額と言えます。

心因的なものは、投薬治療や専門のスタッフによるカウンセリングが有効です。
こちらは3ヶ月から半年ほど治療をしても、5万から10万ぐらいの金額なので負担はそこまで大きくありません。
生活習慣病などに関わる治療であれば、さらに低い金額になるでしょう。

治療費用を考える前に、まずは自身のEDがなぜ起こっているかを特定しなくてはいけないのです。
そこから治療に向けたプランを作り、一歩ずつ改善を行うのが最善です。
EDは治療で治せるので諦めずに専門のクリニックを受診しましょう。
恥ずかしい気持ちがあるかもしれませんが、真剣に悩んでいるのであればお早めに行動に移してみましょう。