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治療法一覧と費用相場をチェック

包茎手術には様々な方法があります。手術自体はそれほど時間もかからないですが、医師の腕や手法によって仕上がり・完成度に大きな違いが生じます。包茎手術は安ければ良いというものではなく、自身の目的に合った治療法を探しましょう。

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包茎手術の手法と相場

包茎治療の料金を説明する電卓とお金

包茎にコンプレックスを抱えている男性は多く、特殊な悩みでもなければ珍しい話でもありません。
また当サイトを閲覧しているということは、真剣に包茎手術を検討している方ではないでしょうか。
ひとえに包茎手術と言ってもいくつかの種類がありますし、料金プランはクリニック毎に多種多様です。

包茎手術は医学的にはそこまで難しい施術ではありませんが、担当医・プランにより仕上がりや傷跡の処理に大きな差が出てきます。
包茎は他人に相談しづらいという特性から、一人で抱え込み間違った知識を持っていたり、下調べが不十分なまま手術を受けてしまう方も少なくありません。

また、一部の悪質クリニックでは患者側の知識不足をいいことに、症状に関係なく自分の所で簡単にできる手術のみを提案したり、相場よりも高い手術代を請求する悪徳商法まがいな治療が日常的に行われているのも事実です。

包茎手術を検討している方はまず、手法と適性相場を理解して、善良な運営を行っている病院・クリニックに相談することから始めましょう。

包茎治療手法一覧

まずは、包茎治療の主な術式をご紹介いたします。

“保険適用”は文字の通り保険が適用される術法で、比較的安価で治療が受けられます。
“自由診療”は保険が効かない手術になります。料金、仕上がりともにクリニックによって差が出るのでご自身の希望に沿って治療法をお選びください。

術式をクリック(タップ)して詳細へジャンプできます。

切る手術
環状切開術 保険
適用
真性・カントンなど重症な場合、保険適用が可能
傷跡が目立ち、ツートンカラーになることも
背面切開術 安価な治療費、切る量が少なく回復が早い
切除できる皮の量に限度があり、対応できない場合も
亀頭直下埋没法 自由
診療
仕上がりと治療費のバランスが取れた主流な治療法
傷跡を完全に隠すことはできず、性感度を下げることも
根部環状切除術 根元部を切るため、傷が目立たず性感帯を温存できる
重度な包茎では皮を切除しきれないことも
埋没陰茎矯正術 物理的な長さが増すため、サイズUPが可能
被り量が多い場合、剥けきらない/費用は高め
Vカット小帯温存法 ※オプション扱いとしている医院が多い
V字カットにより性感帯である裏筋を残すことが可能
高度な技術が必要で手術費用も高額になる
切らない手術
亀頭増大手術 自由
診療
人体に無害なヒアルロン酸注入により亀頭増大が可能
恒久的な対策では無いため、いずれ元に戻る
ナチュラルピーリング法 皮を根元部分に手繰り寄せ医療用糸で固定
耐久性・見た目の点から現在はほぼ採用されない
接着剤固定法 皮を剥いた状態で接着剤固定する手法
効力に限りがあることから取扱クリニックは少ない

保険適用になる手術法

包茎手術も保険診療適用されるケースもありますが、真性包茎とカントン(嵌頓)包茎のみとごく一部に限られます。
仮性包茎は自分で皮を剥けば洗う事もできるので、日常生活に支障がないという解釈で保険適用外なのです。

真性包茎・カントン包茎の保険適用手術の場合、主に「背面切開術」または「環状切開術」が用いられることになります。

保険適用定番の「環状切開術」

環状切開術は、包茎手術の中でも昔ながらの最もポピュラーな手法です。
医療用語で言うと難しく聞こえるかもしれないですが、平たく言えば“余っている皮を切り落とし、ズル剥けの状態で切り端の皮を縫い付ける”方法です。

以前は縫った後が目立つというデメリットもありましたが、最近では抜糸をしない溶ける糸を使う事で傷口も目立たないよう改善されてきています。

保険診療が適用になった場合の診療報酬は2,040点なので約2万円。自己負担金は7千円程度です。
実際は初診料・再診料・処方代などが合算され、4万円前後の費用となるのが一般的です。

一方、包茎クリニックで仮性包茎手術を行う場合の相場は10万~20万円程度(自費治療)となっています。
跡が残りにくく、抜糸の必要もない吸収糸を使うと3万円程度のプラス費用がかかりますので、予算重視なら10万円以下の基本料金を目安に探すと相場より安く治療できるでしょう。

環状切開術は、保険診療手術にもなっているように見栄えよりも日常生活に支障をきたす包茎を治す為の治療です。
仕上がりを重視した手法では無いので手術跡がクッキリ残り、根元と先端で色が違うツートンカラー状態になってしまう可能性があるので、クリニックに対しては仕上がり具合を入念に確認しておきましょう。

最大のメリットは手術代が安いので金銭的負担が少なく済む点ですね。

ただし、自由診療で相場からかけ離れた格安手術を謳ったクリニックは落とし穴がないかしっかり注意しましょう。

保険診療では少数派の「背面切開術」

背面切開術は、皮の被りが軽度な場合に用いられる術法です。
そもそも重度包茎を対象にしている保険適用手術で用いられるケースは稀ですが、真性包茎やカントン包茎の中でも特殊な皮の被り方をしていて、比較的少量の切除で済む場合は採用されることもあります。

背面切開術は軽度な仮性包茎に対して自由診療でよく利用する方法でもあります。

陰茎背面の皮膚を縦切開してから横方向に縫合する事で、皮の縦方向の距離が短くなり、被っている皮を短くし亀頭を露出させるという方法で、皮膚を切る量が少ないので安くて回復も早い利点があります。
保険適用時の診療点数は740点となり、環状切開術と比較して3分の1強の費用で済みます。

ただし、保険適用外のクリニックでは環状切開術と同等料金に設定されていることが多いです。
手術法から別名「バックカット」とも呼ばれていて、難易度は高くないものの腕の良い医師がやらないと術後に腫れ上がったり、皮のバランスが崩れ全体のバランスや見栄えが悪くなってしまうリスクもあります。

一般的に用いられる手術法

前述した重度症状を除き、包茎治療は基本的に自由診療となります。
自由診療で用いられる術法は、皮を切除し亀頭を露出させるという機能性だけでなく"仕上がりの美しさ"や"長さ・太さの追求"といった様々な要求を満たすことができます。

仮性包茎向けの定番「亀頭直下埋没法」

クリニックで保険適用外の実費負担手術で最も主流なのは亀頭直下埋没法です。
余分な皮を切り落とす意味では環状切開と同様ですが、縫合をカリ部分で行う手法です。

余っている皮の部分を"包皮"、包皮内側の粘膜状の部分は"包皮内板"といいます。
包皮内板を切取りカリの部分で切った箇所を縫合する事で傷跡を目立たなくし、ツートンカラーを防止します。

手法自体は環状切開術と似ていますが、手術跡や見栄えを悪くさせないように配慮されたのが亀頭直下埋没法で不動の人気を誇ります。
価格は環状切開術と同等に10万~20万円程度でやっている所が多く、保険診療を行わないクリニックはこの手法を中心にしている所が多いです。

先端を切らない「根部環状切除術」

一般的な切る手術による包茎治療は先端の亀頭付近の皮を削ぎ落としたり、メスを入れるのが一般的です。
しかし、先端の包皮カットは高い技術力が必要で、未熟な医師では最悪失敗する恐れもありますし、メスの精度が悪ければ先端包皮の性感帯を傷つけ感度を悪化させてしまう危険性もあります。

そこで近年注目度が高まっているのが、先端付近にはメスを入れずペニスの付け根部分に皮膚を手繰り寄せてから切除する「根部環状切除術」です。これにより常に皮が根元に引っ張られた状態になり、ズル剥けになる仕組みです。
開口部が狭かったり、皮を手繰り寄せる程ペニス自体が大きくないなど、重度の包茎症状では適用できない手法となり軽度の仮性包茎向けと言えます。

皮を手繰り寄せて切除するので傷跡は残りますが、根元は陰毛があるので結果的に仕上がりが自然で傷跡も目立ちません。
包皮内板を切らないので、性感が落ちないメリットもあります。
手術後も一切感度を落とすこと無くセックスライフを楽しむという意味でも軽度の包茎なら推奨したい手法です。

手術自体の難易度は高くなく30分程度の日帰り手術で完了します。
費用相場は、他の切る手術と同等設定になっていることが多く10万~20万円ほどです。
腫れがひくのは若干時間が掛かり完全に完治するのに2~3ヶ月を要することもあります。

長さアップにもなる「埋没陰茎矯正術」

簡単に言えば、身体の中に埋まっているペニスを引っ張り出す手術です。
ペニスの根元にメスを入れて、埋没している部分を引っ張り出して糸で固定します。

皮がたくさん余っている重度包茎ではこの手術を行っても包茎は改善されません。(物理的にペニスは長くはなりますが)
軽度包茎であればペニスが長くなった相乗効果で包茎からも脱却できるという仕組みの治療です。

ニュアンス的には包茎手術ではなくペニス増大手術で間接的に包茎治療効果がある方法です。
埋没陰茎矯正術は扱っているクリニックが少ないので、事前に取り扱いを確認しておくとよいでしょう。
費用はクリニックにより幅があり7万円~17万円程度が相場です。

裏筋性感帯を残す「Vカット小帯温存法」

これは環状切開術や亀頭直下埋没法の応用編で、名前の通り先端の余った皮を切る時にV字型にカットして性感帯の裏筋部分を残します。
見た目も包茎手術をしたと気づかれにくい自然な完成型となります。

手術には高度な技術が必要で各種包茎手術のオプション扱いになっている事がほとんどです。
費用目安は通常の環状切開術や亀頭直下埋没法費用にプラス5万~8万円のオプション料が目安です。

他にも多数ある包茎治療法

包茎治療や手術は近年多様化が進み、非常に多くの種類がありますし、各クリニックが独自開発した治療法もあります。
各クリニックの最新治療法代表例は次の通りです。

クリニック独自の最新治療法

ABC式
(CSカット・Sカット・カントン包茎Sカット・真性包茎Sカット)

ハイパーVカット
(メンズライフクリニック)

亀頭直下ダブルVカット法
(コムロクリニック)

皐月式マイクロVカット法
(皐月クリニック)

皐月式マイクロ法
(皐月クリニック)

切らない包茎手術

最近では「切らない包茎手術」「切らない包茎治療」というワードをよく見かけます。
ここまで紹介している包茎手術の種類は一般的に"切る手術"ですが、切らない手術にも種類はいくつかあり、クリニックごとで独自の名称を付けています。

切らない手術に共通して言える事は、
費用が安い(相場は3万円~5万円程度)、日帰り手術で、当日からシャワーなど日常生活を送れる、軽度の仮性包茎のみに有効(深刻な仮性包茎では効果が薄い)の3点です。

深刻な仮性包茎で悩んでいる人が、切らなくても手軽に包茎手術できると興味を持つケースも多いですが、あくまでも軽度な症状に対して効果がある手法で、包茎治療全体で見ても利用者の少ないマイナーカテゴリーになります。

代表的な切らない手術の方法の一例を紹介します。

亀頭増大手術

その名の通り亀頭を増大させることで皮を被せにくくします。
方法はアクアミド・バイオアルカミド・ヒアルロン酸などの人体に無害な薬剤をカリや亀頭部分に注入し、物理的に増大させます。

ナチュラルピーリング法(ノンカット法)

以前は切らない手術の主流でもありました。
医療用の糸を使い根元部分に皮を引っ張って剥いた状態にして、仮性包茎の状態から自然に皮を被ろうとする皮膚が戻る動きを止めてしまいます。
しかし、時間が経つと糸が切れて元に戻ってしまう事や見た目が悪い事から、近年では取り扱い自体をやめるクリニックも多い廃れ気味な手法です。

接着剤固定法

その名の通り、仮性包茎の皮を剥いた状態で専用の接着剤で皮を固定をしてズル剥け状態で固めて癖を付ける方法です。
接着剤は人体に無害ですが、粘着効力は限られていて時間が経つと戻ってしまうことも多いので、余り皮が多い人ではまず恒久的な効果はありません。
こちらも一時期は一部の病院で扱われていましたが近年では取り扱いを中止にするクリニックが多い方法です。
軽度の仮性包茎で、一度剥いてしまえばある程度の時間平常時でも皮が戻ってこない人には一定の有効性があります。